shopifyってどんなサービス?打倒Amazonの新世代EC

こんにちは、Ryuseiです。
本日はshopifyについて書こうと思います。
一言で表すなら、、EC版WIXの様な感覚ですかね?
そんな感じだと思います。
これからshopifyによって、よりD2Cの企業が活躍の場を広げてくるんじゃないでしょうか。
ちなみにD2Cというのは、、
是非D2Cについて知りたい方はこちらの記事からどうぞ。
では早速shopifyについて書いていきたいと思います。
shopifyとは
shopifyは2006年にカナダにて創業されたEコマースプラットフォームの会社です。
創業者兼CEOはTobi Lutke(トビアス)氏。
創業の経緯
トビアスは共同創業者となるスコット・レイク氏と話してスノーボード販売サイトを立ち上げようとしていました。
しかし当時のEC構築ツールは良いものがなく、結局自分たちでサイトを構築することになりました。
言語はJavaではなく、当時はほとんど普及していなかったRuby on Railsを扱いました。
トビアスはRuby on Railsのコミュニティの中でも有名になるほど力を入れ、一部のフレームワークを公開するなどしていました。
そんな状況の中、スノボよりもオンラインショップを簡単に作ることへの需要の方が多いという結論にいたり、そこから1年半の年月をかけshopifyが完成しました。
ビジネスモデル
まずshopifyができることはECサイトの作成です。
14日間の無料体験を利用だが、その後は月額29ドルからのサブスクモデルとなります。
29ドルという事は日本円で約3,000円ですね。
月額3000円からECサービスを提供できるようになるという事になります。
ただshopifyの収益はこれだけではなく、商品が売れた際には金額に応じた手数料も支払う必要があります。
月額+販売時手数料という事ですね。
安定的なサブスクリプションの伸びとECの拡大に合わせて成長する手数料収入で普及できたらかなり手堅いビジネスモデルだなーと感じています。
近年のshopify
右肩上がりで成長を続けるshopifyは、2019年に株価が元の3倍近くになりました。
また、ここ1年の株価上昇率はGAFAを超えます。
D2Cの企業が次々と出てくる現代、shopifyがどこまで伸びるのか注目です。
shopifyの強み
- Amazonの真逆をいく
- 企業との共存
- データの共有
Amazonの真逆をいく
shopifyは要するにネット上にECサイトが作れるというサービスなんですが、
「いちいち作るのめんどくさいからAmazonに出しちゃえ」
ってなったらshopifyはいらないんですよね笑
しかしそうならずにshopifyが伸び続けているのは、Amazonの真逆をいっているからなんですね。
つまりどういう事かというと、Amazonでは商品を検索すると良くも悪くも同じような商品がバーっと出てきますよね。
それがどこのメーカーであるかは二の次で、まずは商品が横並びになっています。
これは消費者の視点のみで考えたら便利なんですが、メーカー、ブランド側からするとブランドのイメージや世界観を出すことが出来ません。
しかし、shopifyでは丸々ECサイトを作ることができるため、そのブランドの世界観やストーリーをダイレクトに消費者に伝えることができます。
企業との共存
Amazonで商品を探していると、Amazonが製造し販売している商品が稀にありますよね。
あれは、Amazonがとっているデータで売れている商品を調べ、自社ブランドで真似てより安く売っているんですね。
だからAmazonを使ってかなりの売上をあげたとしても突如Amazonに類似品を作られて、Amazon自体が競合になってしまう恐れがあるということです。
もちろんshopifyにこういった心配はありません。
データの共有
Amazonでは顧客データ(購入履歴や属性)をAmazonが保有しているため、顧客に連絡を取るときには基本的にAmazonを介さなければ取ることができません。
しかしshopifyではこの顧客データを管理、出力まですることができます。
顧客をグループ化し、メールを送ることも可能で、ECサイトで販売だけでなくそこからマーケティングに繋げることも可能となっています。
まとめ
shopifyはD2Cが出てきている現代でかなり伸びていますが、もはやその需要はD2Cの新興企業に留まっていません。
ネスレやユニリーバなどの大企業も今ではshopifyを利用しています。
いずれshopifyがAmazonと肩を並べる日はくるのか、、
どうなるのか、目が離せませんね!
今回、気になる企業としてshopifyを取り上げましたが、これからもどんどん気になる企業を調べて記事にしていきたいと思います。
それではまた!
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