D2Cってなに?今話題のD2Cについてまとめてみた

2020年9月22日

D2Cサムネ

こんにちは、Ryuseiです。

本日は最近よく耳にする「D2C」というビジネスモデルについての記事を書いていきたいと思います。

最近できたビジネスモデルという訳ではありませんが、インターネットが発達した今だからこそD2Cの強みをより活かせるようになってきました。

それでは詳しく述べていきたいと思います。

D2Cとは?

D2Cとは「Direct to Consumer」を略したものです。
なんで2が入るんやって思うかもしれませんが、toを2に変えてるだけです。笑

じゃあこれどういう事かと言うと
”消費者に対して商品を直接的に販売する仕組み”のことなんです。
ダイレクト to  コンシューマー ですから、まさしくその言葉通りの意味です。

ですからこれをまとめると、D2Cというのは企画・製造した商品を、ECサイト等の自社チャネルを用いて販売する事で全て自社完結するビジネスモデルのことです。

普通の販売は卸など他社を介して売る事が多いですが、D2Cは基本的に自社でしか販売をしません。

D2C以外のビジネスモデルは?

BtoC

Business to Consumer

私たちが日頃購入する商品やサービスは基本的にこれに当たります。
一般的なECサイトなど消費者向けに提供されているものはすべてBtoCであり、生活していて最も接するビジネスモデルがこれです。

BtoB

Business to Business

これは企業間取引を表します。
顧客が私たち消費者ではなく、企業になるという事ですね。
普通に生活しているとあまり接する機会はありませんが、世の中の多くの会社は実はBtoBだったりするんですよね。

まず、会社と個人では動かせる金額が違いますからね。BtoCの市場規模は2017年時点で16兆円強。一方BtoBは2017年時点で317兆円ほどです。

CtoC

Consumer to Consumer

これは個人間取引を表します。
これも最近グッと身近になりましたね。
メルカリなどのフリマ系はこれに当たります。

このように様々なビジネスモデルがあります。
これ以外にもありますが、今回は割愛させていただきます。

D2Cが最近注目されている理由

 

  • ストーリーやビジョンを共有できる
  • 資本が少なくても参入できる
  • 市場成長性

ストーリーやビジョンを共有できる

企画・製造・販売を全て自社で行うため、会社のビジョンやブランド思想などを直接購入者に伝えることができます。

Amazonや楽天などでどこのメーカーかどうかも知られないまま購入されるのではなく、しっかりとストーリーや会社の世界観を知ってもらった上で購入に繋げる事ができます。

コロナ禍でインターネットでのショッピングが増えている中、こういった事を伝えられるのは大きなアドバンテージになります。

資本が少なくても参入できる

昔はECサイトを立ち上げるというだけで多大なお金がかかるため、かなりのリスクが伴いました。

しかし近年、インターネットの発達によりBASEやshopifyなどの誰でも簡単にインターネット上でお店をもつ事ができるサービスが出てきました。

特にshopifyは完全に独立したECサイトを作る事ができるため、より会社の世界観を伝える事ができます。

市場成長性

売れるネット広告社が発表した「デジタルD2C」に関する市場動向調査によると、デジタルD2C市場は2020年に2兆2000憶円を突破、2025年には3兆円に達すると予想されています。

このように近年、D2C市場は広がり今後も更に伸びていくと予想されています。

以上の観点からD2Cは最近大きな注目を集めています。

BtoB 市場
引用

D2Cの代表的な企業

では実際にどのような企業があるのか。
ここでは海外で今大きな注目を集めているD2C企業を3社ピックアップして紹介したいと思います。

WARBY PARKER

企業名 WARBY PARKER
主力商品 おしゃれなメガネ
起業経緯 おしゃれなメガネのコスパが悪すぎると感じたペンシルベニア大学の学生4人が在学中に起業。
注目ポイント Home Try Onというオンラインで気に入ったメガネを5つ試着できるサービス。

自らの不満を共有し、そこで意気投合した学生4人で創られた企業。
リアルな不満を解決するからこそ需要が生まれるんだなと。

Glossier

企業名 Glossier
主力商品 コスメ
起業経緯 副業で書いていたブログが拡大し、そこからオリジナルブランドをEC展開
注目ポイント ポップアップショップがインスタの聖地として大人気

起業の経緯がこれから増えていきそうなタイプ。
日本でもインスタからオリジナルブランドなどの動きも出てきたので、これからこのようなブランドが増えてくるのではないでしょうか。

Allbirds

企業名 Allbirds
主力商品
起業経緯 元サッカー選手とコンサル出身の2人が創業
注目ポイント シンプルさ、履き心地、環境に優しいを追い求めたシューズ

こちらは日本にも進出しており、2020年の9月地点で原宿に1店鋪のみあります。
こちらには私も足を運んでみようと思うので、乞うご期待!

追記

日本企業は?

COHINA

企業名 株式会社newn
主力商品 アパレル
起業経緯 創業者の2人の身長が148cm、151cmで服がないという悩みから
注目ポイント Instagramを用いた販売。ライブや交流などを積極的に行っている。

D2Cだからこそできる形だと感じた。
徹底的な顧客視点は自身の悩みからきているもので、こういった会社が今後は増えていくのではないかと考える。

まとめ

今回私もD2Cの企業を調べていると魅力的な企業、商品が多くあり、色々と欲しくなってしまいました笑

やっぱtoCでは商品、会社においてストーリーや世界観というのは大切ですね。

Allbirdsについてはまた記事を書こうと思います!

それではまた。

ビジネス

Posted by Ryusei