【マーケティング基礎】カスタマ―ジャーニーの作り方!

こんにちは、けんたです!
前回、カスタマ―ジャーニーとは?について書きました。
まだ読んでいない方は、ぜひご覧になってみてください!
今日はカスタマージャーニーを実際に作ってみます!
カスタマ―ジャーニーの作成の流れ
初めに、カスタマ―ジャーニーはどのような流れで作ればいいのでしょうか?
インターネットなどでカスタマージャーニーの例を探して見みると、びっしりと埋まっていて圧倒されることがあります。
そのため、どこから手を付ければいいのかわかりません。
しかし、全体の流れを把握していればプロでない私たちでも簡単に作ることができます!
カスタマ―ジャーニー作成の流れ
「マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方」小川共和 より引用
この7ステップに沿って作れば、きれいなカスタマージャーニーが書けるはずです!
カスタマ―ジャーニーのテンプレート
それでは、カスタマ―ジャーニーはどのような形で書けば良いのでしょうか?
インターネット上のカスタマ―ジャーニーはみんな形が違く、どれを参考にすればいいかわかりません。
そのため、一番簡単で見やすいカスタマージャーニーのテンプレートを紹介します!
テンプレート
「マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方」小川共和 より引用
このテンプレートでは、スタート地点とゴール地点の間にパーセプションが4個あります。
実際に作っていくと、4個以上必要になったり、それ以下でゴールのパーセプションまでたどりつくかもしれません。
このテンプレートを埋めるように書くのが正解というわけではありません。
自分のカスタマ―ジャーニーに合わせて、スタート地点からゴール地点までのパーセプションの数を変えてみてください!
(カスタマージャーニーについて、もう一度読んでみたい方はぜひこちらの投稿をみてください!)
実際に作って見よう!
カスタマ―ジャーニーの全体的な流れとテンプレートが分かったところで、実際に作っていきます。
紙とペンが目の前にある場合は、一緒に作ってみてください!
それでは、先ほど紹介した7ステップに沿って作っていきます。
目標の策定
まず初めに、目標を決めましょう!
- 契約獲得(年間20万件獲得する)
- 顧客の獲得(新規顧客を1万人増やす)
- 商品・サービスの販売(20万個売る)
- 人材の獲得(100人採用)
など、様々な目標があります。
自分の現在の目標は何かを考え、決めてみて下さい。
僕は今回、「数学の教材Mを東京都の学校に使ってもらうために売る」を目標に設定してみます!
皆さんは何にしましたか?
ターゲットとニーズの策定
次に考えたいのが、ターゲットとその人のニーズです。
ここでは、ペルソナを用いましょう!
(ペルソナについて気になる方は、ぜひペルソナについての投稿を見てみてください)
今回、僕のペルソナは、
「坂本勉さん、独身40歳。アウトドア、シャイ、ちょっとチャラい。海外大学を卒業し、私立高校の数学教師15年目。受験・テスト用の数学問題集ではなく、身近な例を用いた数学の問題集を探しているが、見つかっておらず結局自分で毎授業問題を作って配っている。趣味は、旅行、筋トレ、建築。よく数学のマガジンとテレビを見ている。Facebookも使用している。」
と、簡単に設定したいと思います。
ペルソナのブログの内容に沿って、もっと深い設定にするとより良いのかもしれません。
スタートとゴールの策定
ここからは、カスタマ―ジャーニーのテンプレートを埋めていきます。
まずは、スタート地点のパーセプションとゴール地点のパーセプションを設定します。
僕の場合はこのような感じになります。
教材を探している(坂本さんのニーズ)
⇊
教材を購入する(僕の目標)
と心境が変化していく感じです。
みなさんもスタートとゴールの設定はできましたか?
全体行程の策定
次に、スタートとゴールの間のパーセプションの変化を考えます!
ここで、企業の目線からではなく、ペルソナ(顧客)の目線から考えると良いです。
僕は、坂本さんの身になって考えてみた結果、このようになりました。
これまでの顧客のデータなどがあると、より現実的なパーセプションが思いつきます。
僕はそれがなかったため、自分が教材を購入する際の体験と昔先生にお話を聞いた時の雰囲気から想像して書きました。
遷移指標の策定
次は、顧客・ターゲットのパーセプションが変化したことを示す遷移指標の設定です。
僕の場合は、以下のように決めました。
- ウェブサイト訪問の際にクッキーを取得
- メールアドレスを取得
などをすると、顧客・ターゲットの行動が把握しやすくなります。
結果、カスタマ―ジャーニーに当てはめやすくなります。
手法の策定
遷移指標設定まで考えることができたら、次は手法の策定です!
顧客・ターゲットにどうアプローチすれば、パーセプションが次の段階に移ってくれるのか、を考えます。
ここも、顧客・ターゲットの身になって考えます。
まず、ペルソナがどのような人だったかを思い出してみてください。
僕の場合は、次のようになりました。
左から右へ簡単に説明すると、
- 坂本さんが見そうなコンテンツで宣伝し認知獲得
- サイト内で興味を持ってもらう
- ダウンロードコンテンツを用いてより共感を持ってもらい、メールアドレスも獲得
- メールを通して信頼関係も築き、特別オファーなども提供
- ECサイト、コールセンターから注文可能
という感じです。
これで、一通りカスタマ―ジャーニーは完成しました。
みなさんもどうですか?
もう一度、顧客・ターゲットの身になって、読み直してみてください。
自分がその人だったらこのように考えて行動するかを意識してみると、案外違うかもしれません。
ちょっと違うなと思ったら、納得がいくまで部分的に修正していくことが大事です。
コンテンツの企画
最後にコンテンツの企画です。
ここは、カスタマ―ジャーニー内に書いても書かなくてもいいです。
僕はスペースがないので、他のところに書くことにします。
僕のカスタマ―ジャーニーの場合、主に次のようなコンテンツがあると思います。
- 体験談と成功事例の動画
- 体験談と成功事例の記事
- 体験談と成功事例のダウンロードコンテンツ
- 教材サンプル
- 先生の得する情報のダウンロードコンテンツ
などです。イベントなどを開催してもいいかもしれません。
具体的に内容を決めておくといいと思います。
僕の場合だと、「今の数学の教え方は間違っている!? M教材流の数学のメリットTOP5!」とかどうですかね?
タイトルのセンスは問わないでください(笑)
顧客・ターゲットが興味持ってくれそうな役立つコンテンツを考えるといいです。
まとめ
カスタマ―ジャーニーを作ることはできましたか?
僕も納得がいくものが作れたかなって思います。
慣れたら、今日作った形のカスタマ―ジャーニーにもっと様々な要素を足して複雑にしていくことも可能です。
このブログを書くときに僕もカスタマ―ジャーニーのサンプルをインターネットで複数見ていました。
一つ面白いのを見つけたので、ご紹介します。

目標を「商品を売る」とかではなく、「彼氏を作る」という、商売以外の目標でカスタマ―ジャーニーを作っていたのが面白いかったです。
このように、自分の学業の目標・恋愛の目標・就活の目標などもカスタマ―ジャーニーにしてみると、面白いかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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