【マーケティング基礎】知っていて当然!? ペルソナとは?

こんにちは!けんたです。
今日はペルソナについて記事を書きます。
「ペルソナ」という単語は結構使われているので、今まで一度は耳にしたことがある人も多いと思います。
ですが、実際に「ペルソナを考えよう!」となると案外難しいものです。
僕も初めてペルソナを設定したときは苦戦しました。
今回はペルソナについておさらいしていきます!
一緒に自信をもってペルソナを作れるようになりましょう!
ペルソナとは
はじめに、ペルソナとは何でしょうか?
僕が初めて、「ペルソナ」という言葉を聞いた時、ペルソナは英語で “Persona" で “Person" に似ているから、「人」ということかな?じゃあサービスの購入者かな?と推測しました。
ちょっと惜しかったです、、、
実際に「ペルソナ」とは、
企業または商品のターゲットとなる顧客の人物像です。
これだとあまりピンとこないので、一緒に例を見ていきます!
ペルソナの例
それでは、ペルソナとは実際にどういうものか、例を2つ見ていきます。
最初の例は、高級輸入自動車を商品としている場合に考えられるペルソナ(立花さん)です。

この例では、年齢、居住地、職業、
さらには、趣味や生活、そしてどんなことを考えているか、まで具体的に書かれています。
次に、リゾートの利用サービスを商品としている場合のペルソナ(高橋さん)を見てみます。

このペルソナも、名前、職業、年齢などが具体的に書かれています。
また、今までのリゾートの利用経験などもリアリティーがあります。
例で挙げた二つのペルソナは実在しない人物像です。
しかし、「確かにこのような人いるな~」と思えますよね。
このように、ペルソナを作るとき、
名前から今までの経験まで、想像力を働かせて具体的に書く
と良いペルソナを作ることができます。
実在しないが実在しそうなターゲットの人物像を作るのがコツです。
ペルソナは意味がない?
初めて「ペルソナ」を聞いた時、
「ターゲット像の大体のイメージがあれば、それだけでいいでしょ!」とペルソナを考えるのはあまり意味がないと思っていました。
しかし、効果的なマーケティングをよりスムーズに行うためには、ペルソナは効果的!です。
では、ペルソナのメリットは何でしょうか?
前章の例で出てきた、高級輸入自動車のペルソナの立花雄介さんについて考えながら見ていきましょう。
ペルソナのメリット
メリット 1
アプローチする相手のニーズ(必要性)とウォンツ(欲求)をチーム一丸となって理解できる。
例えば、立花さんのように、具体的にどのような車を欲しいと思っているのか設定することによって、ターゲットのニーズとウォンツの様々なパターンを考えることができます。
メリット 2
相手がどのような一日を過ごすのか想像がつくため、マーケティング施策のアイデアが出しやすくなる。
例えば、「立花さんって、私のおじさんに似てる!おじさん毎日外車のマガジン読んでいるから、そこにプロモーション載せたらどう?」など、様々な施策が思いつき、議論がスムーズになります。
メリット 3
より質の高いリードナーチャリング(顧客育成の過程)を作ることができる。
例えば、「立花さんのようなIT企業の人は、オンラインコンテンツなどを生かしてナーチャリングしよう!」など、その人にあったナーチャリングが作れます。
メリット 5
マーケティング施策に行き詰った時、意外な解決策を思いつかせる。
例えば、「立花さんみたいな人って、案外忙しくて外車マガジンとか読まなそう。結局は経済雑誌読んで一日が終わってるよね。」など、また違う施策が思いつきやすくなります。
このように、ペルソナを作ることで、
相手がどのような人かイメージできやすくなり、より効果的なマーケティング策をスムーズに考えることができます。
ペルソナを作ってみよう!
それでは、マーケティングを行う際に、
ペルソナはどのように作ればいいのでしょうか?
実際にペルソナを一緒に作ってみます!
始める前に、自分の商品は決めます。
サプリメント?飲み物?トレーニング施設?
何でも大丈夫です!
既に決まっている場合はそれについてペルソナを考えて行きます!
その商品のターゲットの全体像も考えておきます!
ダイエット中の人?運動選手?セレブ?
ここまで出来たらペルソナ設定の準備完了です!
それではまずは、代表的なペルソナを1つ作っていきます。
この時、もし過去にその商品を売った際に集めたターゲットのデータがあれば、
それを分析し、顧客の特徴など設定します。
もし、データがない場合は、
過去の経験から代表的なペルソナを作ります。
その際に以下の質問を問いかけてみるといいです。
《 設定項目7つ 》
- その人の性別と年齢は?
(20代女性、40代男性、61歳女性、など) - その人の学歴は?
(大学卒、中退、高卒、など) - その人の趣味は?
(車、読書、ゴルフ、など) - その人の職種と役職は?
(専業主婦、IT企業の役員、大学生、など) - その人の経歴は?
(大学卒業後上京して就職、など) - その人の情報源は?
(テレビ、マガジン、SNS、街中の看板、など) - その人の性格を表す3つの単語は?
(元気、社交的、アウトドア系、など)
これらの質問に答えていけば、明確なペルソナが書けます。
名前なども設定すると楽しいです。
代表的なペルソナが1つ作れたら、違うタイプのペルソナをもう2,3個作るといいです。
人生経験が違ったり、職業が違ったり、何かを変えて新しい人物像を作ってみてください!
マーケティングの戦略を練る際に、あまりにもペルソナが多すぎると複雑になるので、3個4個がちょうどいいです。
もし、自分で設定した商品のペルソナが作れなかった場合、以下の可能性が考えられます。
- ターゲットがしっかりと捉えられていない
- そもそも存在しない
- 存在しても希少だ
もう一度自分の商品のターゲットの全体像を考えてみることをお勧めします。
どうでしたか?
ペルソナは作れたましたか?
僕もペルソナ1個作れました!
ペルソナを用いて、マーケティングの施策などを考えていくといいでしょう!
まとめ
ペルソナはマーケティング施策を考えるうえで、ものすごく効果的です。
僕も、最初は甘く見ていたのですが、
自分でペルソナを作った後は、マーケティングに対するやる気が高まりました。
今後、就職したり、インターンシップを始めたりした時、先輩と上司によって元からペルソナが設定されていた場合も、自分で一つ考えてみるのも良さそうです!
ここで、先日あったお話をしたいのですが、
先日約3年ぶりに、4か月共に塾に通っていた友達に会いました。
彼は現在、その英語塾でインターンシップを始めており、ペルソナを自分にして、マーケティング施策を行っていました。
自分がお世話になった塾に戻って、自分と似た人物像をペルソナにして活動をするとはかっこいいなと思いました。
最後に、マーケティング以外でも、
何か行動を起こすときペルソナを簡単に考えたりすると、様々なことが楽しくなるのではないのでしょうか?
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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